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 コーヒーの淹れ方

 その他各種コーヒーの淹れ方
 

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エスプレッソ

エスプレッソ・メーカーやマシンを使用して蒸気圧を利用してコーヒーのエキスを抽出します。
コーヒー液の表面にクリーミーな泡が覆っている状態が理想ですが、
メーカー抽出した場合はマシンで抽出した時ほど泡は出ません。
粉は深煎りの極細挽きを使用します。苦味が強く濃厚な味です。
                  
エスプレッソとは

ドリップ式はフィルターを通してコーヒーを抽出しますが、エスプレッソは蒸気圧を利用して強制的にコーヒーの粉の中を通過させて
抽出したコーヒーのことを 『エスプレッソ』といいます。
   (抽出:コーヒー豆の成分をお湯の中に溶かしだすこと)

エスプレッソの味の特徴は、苦味が強く酸味とのバランスがとれていて旨みが凝縮されていて、
飲んだ時の口当たりが濃厚で飲み終わってからも口の中にコーヒーの余韻が残ります。

ドリップ式との抽出成分の違い

エスプレッソは強制的に圧力をかけてコーヒーの成分を抽出するので、ドリップ式と比べて、
使用するコーヒー豆の粉もドリップ式に比べて細かく、抽出される成分の量が多く濃いコーヒーに抽出されます。
抽出される成分は、高い蒸気圧によって溶け出す成分、お湯の通過時間の長、短による溶け出す成分、溶け出さない成分があり、
ドリップ式と溶け出す成分は異なり当然味わいも異なります。

エスプレッソマシンの基本抽出

エスプレッソマシンによる抽出の基本は、一人前『6g〜8g』のプレスしたパウダー状のコーヒー粉に、
『90℃の9気圧』の蒸気を吹きつけ、『15〜30秒』で通過させて『25〜30cc』抽出するのが基本です。
抽出完了後にコーヒー液の表面にきめ細かなムース状の泡が2〜3mm覆いスプーンでかき回しても泡は残ります。
通常は『デミタスカップ』と言う小さなコーヒーカップで飲みます。

エスプレッソ用コーヒー豆

通常はアラビカ種に10%〜20%ロブスタ種をブレンドですが、良質なロブスタ種は少なく手に入りにくいので、
プレミアムのアラビカ種でハンドピックされたブレンドで、煎りたてで新鮮なことが重要です。

エスプレッソ用ロースト

ローストは、フルシティ、フレンチ、イタリアンの深煎りの中から選びますが、
フレンチ、イタリアンでは苦味が強く出すぎフルシティローストぐらいがお勧めです。

エスプレッソ用の豆の挽き方

エスプレッソ用の極細挽きで、グラニュー糖より細かい上白糖を指先でつまんだ感じのシュガーメッシュの細かさです。
エスプレッソの抽出は短時間でコーヒーの粉を通過させるので、
粗挽きですと、豆の成分が十分に溶け出さないで薄く抽出されてしまいます。

エスプレッソの飲み方

普通のコーヒーは一杯150cc前後の分量ですが、
エスプレッソは濃厚で凝縮されて抽出されていますので一杯の分量は30cc前後で飲みます。
カップは普通の大きさです冷めやすいので、デミタスカップを使用します。
砂糖はお好みですが、イタリアではカップの底に残るぐらい入れて飲むのが一般的です。
私も通常のコーヒーはブラックで飲みますが、エスプレッソは砂糖を入れて飲む時もあります。
エスプレッソの苦味と砂糖の甘味のバランスがとても美味しく感じられます。

           
ターキッシュ(トルココーヒー)

イブリックと呼ばれる真鍮製や銅製で出来ている専用のポットを使用して抽出するトルコ式コーヒーです。
この専用のポットに最初からコーヒーの粉、砂糖、水を人数分入れてかき混ぜながら加熱し
沸騰したら火を止め、粉が沈殿したらデミタス・カップに注いで上澄みを飲みます。
粉をフィルターでこすことはしません。
味は独特の苦味があり、濃厚です。

パーコレーター

アメリカで西部開拓時代から使用されているコーヒー抽出方法です。
加熱できるポット(パーコレーター)の中に、極粗挽きのコーヒーの粉をバスケットに入れてポットの中にセットし、
バスケットより1cm位下まで水をいれて加熱し、蒸気圧で熱湯がポット内を循環し、
バスケットの部分のコーヒーの粉の上に落ち、通過することによって抽出します。
用途としてはその抽出の手軽さから、キャンプ等で使用されています。

ウオータードリップ(ダッチコーヒー)

ウオータードリップを使用して1滴ずつ濾して抽出する方法で、5時間前後で抽出されます。
粉は深煎りの極粗挽きを使用します。すっきりした苦味のコーヒーです。


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